志保の「ドリームシャワー66」があまりに素晴らしかったので、このところ以前、購入していた「ぶっかけ」や「ごっくん」のビデオを観直している。今回はその中の1本、小春「ギリギリモザイク ザーメン132発!」のレビューと、アダルトビデオについて最近思うことを。
もともと「ぶっかけ」や「ごっくん」をするアダルトビデオを好きだったわけではないのだが、ちょっと気になるAV女優の作品を追いかけていると、最近では必ずこのジャンルに突き当たる。アンダーグランドでも大活躍した美少女・白石ひよりが「ドリームウーマン」に出演した時には、正直、複雑な気分だった。俺は彼女のふつうのセックスが観たいだけで、こんなことまでしてもらわなくてもいいのだが・・・
白石ひより
「ドリームウーマンVOL.20」
MOODYZ★★★☆☆
彼女の最高傑作は皆さんご存知!「Snap Shot!」だね。
そして、なんと、あの夏目ナナも「ぶっかけ」にチャレンジするらしい。いよいよ挑戦するジャンルがなくなってしまったということか?これは観てしまうかも知れない・・・。
夏目ナナ「夏目ナナ 精子浴びる。」
ソフト・オン・デマンド2005/11/04 Release!
インディーズ・メーカーが隆盛を極めつつある昨今、「こりゃーえーなー」と思えることはジャンルの幅が広がったということだろう。20世紀、レンタル・ビデオこそがAVだった時代、どの作品も内容は五十歩百歩。カワイイ女の子がカメラの前で恥ずかしいインタビューを受け、その後、いつもの男優たちが現れセックスが始まる。女優のクォリティ=作品のクォリティと言っていい時代だった。
女優のクォリティではレンタルに叶わない。創世記のインディーズ・メーカーが活路を開いたのは「ジャンル」だ。相変わらず阿呆な企画ものに特化している
ソフト・オン・デマンド、とことんザーメンにこだわる
ワープエンタテインメント、固定カメラで撮影+ほぼ未編集で生々しいセックスをみせる
オーロラプロジェクトなどなど。このへんのことは以前【
天衣みつ「ザーメンクラブ⑧[女神降臨]」】でも同じようなことを書いているので、興味のある方はどうぞ。
さて、
小春(左の写真)というAV女優がいる。スタイル、特におっぱいが最高だが、ルックスは微妙・・・と思う方もいるだろう。しかし、臆面もなく告白するが、俺はこの手のロリ、小動物系のルックスに弱い。はっきり言えばタイプだ。多分、俺の中のサド的な部分を刺激するのだろう。彼女がハードに責められているところを観ると、ペニスが大きく反応してしまう。
彼女はビデ倫系メーカーからデビューし、その後はインディーズ・メーカーの
エスワンから作品をリリースしている。初めは比較的ソフトな作品が多かったが、いきなり「ギリギリモザイク ザーメン132発!」で大量ぶっかけ&ごっくんに挑戦だ。
冒頭、フェラチオ・シーンからスタート。やがて、男の精子を舌で受け、そのまま笑顔でごっくん。そして、精子が付着したペニスを口に含んでお掃除。ここから怒涛のぶっかけが始まる!汁男優たちが次々と彼女の舌に射精。その全てを彼女は飲み込み、ペニスのお掃除まで!途中、あまりに濃い(?)精子のため、「おえっ!」とむせる小春。涙目の笑顔で「ごめんなさい!」「大丈夫です!」そして、今のハプニングを編集でカットして欲しいような仕草を見せる。これをカットしなかったのは本作での監督の唯一の功績。このシーンがカットされていたら、仕事でザーメンを飲む女の子になっていた。この行為が如何に過酷なものなのか!それが分かるからこそ俺のペニスも硬くなるというものだ。
以後も様々なバリエーションでぶっかけを見せてくれるのだが、この作品の見所ははここまで・・・。2枚組み190分もあるのに、なんたることか!冒頭のテンションが高すぎぎるのだ。これ以後のシーンはお仕事感が漂っていることは事実だが、それは女優のやる気というより、監督の演出力不足。演出力がないのなら、せめて全ての精子ごっくんをさせろ!俺はごっくんの時に見せる彼女の涙目な笑顔にエレクトしていたのだ。そこには思わずむせ返るようなリアルなエローがあった!
ラスト・シーン、シャワーを浴びてくつろぐ小春の元に、ぶっかけの時に発射できなかった汁男優が連れて来られる。「かわいそうだから」ということで、じっくりフェラ。そして舌上に発射して飲む。エロい。「私にぶっかけたい人は応募してくださいね!またやりたいです」と小春。次は違う監督で見せてくれ。
おまけ。控え室にいる小春のところへカメラを持った監督が現れる。わりとノリノリで監督のペニスを咥える小春に比べ、及び腰の監督。なんだ?この監督はMなのか。痴女、とまではいかないまでも、お姉さんに悪戯されてるような感じ・・・舌上発射からごっくん。
因みに小春は現在
MOODYZから作品をリリースしている。そして、待望の次回作は・・・
小春「使い捨てM奴隷25」
MOODYZ2005/11/13 Release!
イラマチオ、スパンキング、全ごっくん、そして浴尿まで・・・こいつは買うしかないな。
それにしても、インディース・メーカーはますます内容が過激になっていく。ここまで見せてくれたんだから、次はもっと!というユーザーのリクエストもあるだろう。しかし、「ぶっかけ」とか「ごっくん」というジャンルの作品を作ればそれでいいだろ!って時代はもう終わっているような気がする。素晴らしい食材(女優)に過激なスパイス(ジャンル)を使って、料理がうまくなるのかどうか、それは料理人(監督)の腕次第ということなんだろう。
正直言って、好みのAV女優がここまで頑張っているのにエロくないというのは残念至極。
小春「ギリギリモザイク ザーメン132発!」
エスワン★★☆☆☆