今やブログを書いていないAV女優を探すのが大変!というくらい、AV女優がブログを書くのは当たり前のファン・サービスだ。【
快楽亭日乗】から何人かのブログをリンクして毎日チェックをしているが、三津なつみの【
なつミント】はかなり面白い。
黙っていれば無敵の美少女風ルックス(
「アナル解禁!!」のパッケージを見よ!アヌス丸出しの恥ずかしいポーズを取りながら、凛としたルックスにグッとくるでしょ)、そして、ややユルめながら迫力のあるボディ。ここまで素材が良ければ「正統派AV女優」としてキャラ作りをすればいいのに、【
なつミント】で綴られる彼女の日常は・・・歯に衣着せぬストレートなログが書き連ねられている。駄々を捏ねる子供のように、ほんのちょっとの苦痛にも三十倍返しぐらいの文句の嵐!そして、マスタベ男たちに一瞬の夢を売る女の子にあるまじき、ズボラな引き篭もり生活!
猫も杓子も竜巻野郎もブログ。かつてこれほどまでに個人が情報を発信する時代があっただろうか?価値観の多様化を如実に現した現象だ。そして、裏を返せば「いかにも」な、ステロタイプなものの「嘘」がすぐバレてしまう時代なのだろう。(事務所が)そこまで考えているかどうかは分からないが、ビデオだけでは窺い知れない彼女のキャラクターが補完され、あるいは、ビデオで描かれている以上に彼女に親近感を持つことができる。
ホテルの一室で、接写カメラを使ってアヌスをチェックしながらインタビュー。「自分のアヌスを見るのは初めて!」「けっこーきれいじゃん!」となつみ節。ふだんは自由奔放、ゴーイングマイウェイな彼女だが、「初めてのアナルセックス」に緊張の色を隠すことができない。次第に目はウルウル。そして、憂鬱そうな表情。
別室に移り、同じく「初めてのアナルセックス」に挑戦する飯沢もも、そして男優・加藤鷹(久しぶりに見た!)と談笑。そこへヴァギナとアヌスにバイブを挿入した女が登場。彼女の下半身をじっくり観察させられるなつみともも。やがて、女と鷹がアナルセックスを開始。「きゃー!」「信じられない!」を連発しながら、2人もしっかり観戦。しかし、このアナルファックにためだけに出てきた女・・・もうちょいなんとかならなかったのか?ぶっちゃけブスだ。さらに、加藤鷹はあいかわらず煩い。「うーん、どこがいいのぉ?ここ?ここ?あ…俺もよくなってきちゃったよぉ・・・」ま、他人のアナルセックスを初めて目の当たりにする三津なつみの反応が面白いからいいけどさ。
アナルセックスへの不安を拭い去れない三津なつみのために、まず、ふつうのセックスを一発。これって、なんか意味あるの?いかにもAV的なセックスの理由で笑ってしまう。「Wild Thing X」ではかなりハードなセックスを披露してくれたのだが・・・今回のセックスはごくごくソフトなもの。ま、本作のセールスポイントは「三津なつみの初アナルセックス」なのだから、これは前菜みたいなもの。これくらいがちょうどいいのかも知れない。
途中、アナルエステ(これは実在するのか?)のシーンが2回に分けてインサートされる。アヌスの皺をほぐしたり、皺に溜まっていた汚れを取り除いたり。綿棒でアヌスをクリーニングされている時に「なにしてるんですか・・・」と弱気に呟くなつみに被虐的エロを感じる。
そしてホテルの一室。アナルセックスに備えて、自らのアヌスにイチジク浣腸を差し込むなつみ。液体をアヌスに注入しながら「もームリ!」と呟く。なつみの緊張はMAXに。
そして再び加藤鷹登場。ここまではクライマックスに至るまでの大いなる助走。いよいよ本作のメインディッシュ「初アナルセックス」が始まる!
しかし、アナルセックスってなんでこんなに興奮するんだろうね。頭で考えるエローなら「人間の部位の中で、もっとも秘密にしたい(恥ずかしい)場所にペニスを挿れるから・・・」って答えになるのかな。ま、実際にやってみると、入り口はかなり締め付けがあるけど、中は空洞なのでそれほど気持ちいいわけではないのだが。
閑話休題。で、三津なつみの「初アナルセックス」だが・・・やはり、相当痛いらしく、あからさまにギブアップ感を漂わせるなつみ。苦悶の表情のまま、鷹のペニスにアヌスを突かれ・・・。これみよがしに「アナルセックスさいこー!」と叫ばれても引いてしまうが、ここまで嫌がってる女の子のセックスを見るのもなんだかな。そういうセックスが大好きな人にはたまらないのだろうけど。
そう考えると、歓喜の声と激痛による絶叫を繰り返し、失神状態となった
「ぶっかけ中出しアナルFUCK!」における南波杏の反応はグレイトだったよな。
本作は「アナルセックスへのプレリュード」が見所ってことで。
もうちょっとこなれてから、またアナルセックスを見せてくれよ!なつみ。
三津なつみ「アナル解禁!!」
桃太郎映像出版 ★★☆☆☆
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