吉原で長く遊んでいると、馴染みができたり、贔屓の店でお任せで遊ぶようになったり。こうした遊び方は一見客と違って「オーダーメイド」に遊べるところが魅力だ。最近、吉原では(ほぼ)K嬢としか遊んでいない。それは「K嬢が大好き!」ってこともあるけれど、ワガママな俺のリクエストを彼女が笑顔で受け入れてくれる部分も大きい。
ところで、ソープランドでは客を以下の3種類に分類している。
①本指名(すでに当該コンパニオンに何度も入っている客)
②雑誌orネット指名(雑誌やウェブサイトに掲出されている広告=コンパニオンの写真を見て指名してきた客)
③フリー(女の子を指名せずに遊びに来た客)
①についてはコンパニオンの力で呼び込んだ客と考え、コンパニオンの手当てを増やす店が多い。②と③に関しては、店の力で呼び込んだ客と考えるようだ(②に関して、広告料を負担しているのは店だから・・・と考える)。
吉原には「徘徊」というちょっとおぞましい響きの遊び方がある。
徘徊 あてもなく歩き回ること。うろうろ歩き回ること。(「岩波国語辞典」より)
しかし、吉原においては・・・
徘徊 とくに予約をせず、直接ソープランドに出向き、これから入れるコンパニオンの写真を見せてもらう。気に入ったコンパニオンがいればそのまま遊ぶが、そうでなければ店を辞し、別の店でも同様の依頼をして、コンパニオンが決まるまで吉原村を歩き回ること。(「好事苑」より)
この「徘徊客」はソープランドが分類する客の中では③に該当するが、店に付いている客と違って接客しても遊ぶかどうかは分からない。だから、流行っている店や、常連客を優遇する店では敬遠されることもある。
以前紹介した「泡国」という吉原を中心としたソープランドのコミュニティ・サイトに出入りしていた頃、そこには「徘徊」を生業とする猛者な方々がいらっしゃった。知らないことはチャレンジしてみたい!ということで、この方々にくっついて初めて「徘徊」をしてみた時のこと・・・同行して頂いたMASAさん(ふだんはとても温厚)が、鬼神のように見えた!
「徘徊」のポイントは「根気」と「妥協の排除」(でいいですよね?MASA師匠)。気になるコンパニオンの写真が出てくるまでは吉原村を何周でも、何時間でも歩く。そして、少しでも「?」な点がある場合にはボーイに厳しく突っ込み、また「この子でいいかな・・・」という安易な妥協はしない。
初めての時、たしか吉原村を2周はしたと思う。「お兄ちゃんたち、まだ決まんないの?」とボーイには冷やかされるし、同じ店に2回入った時には少しだけ恥ずかしかった・・・。しかし、慣れとは恐ろしいもので、しばらくするとひとりでも吉原村を徘徊することが快感となり、ポンビキやボーイを軽くかわしている自分がいた・・・。
「徘徊」という名の通り、決してスマートな遊び方とは言えない。にも関わらずハマってしまったのは・・・
①雑誌やウェブサイトではお目にかかれないようなコンパニオンと出会える(こともある)!
②ふだんは予約がいっぱいで入れないコンパニオンにするっと入れてしまう(こともある)!
上記2点に、この遊び方ならではの醍醐味を感じてしまったからに他ならない。
風俗で働く女の子は親、友人、知人にばれることを恐れて、いっさい媒体に露出しない場合がある。雑誌やウェブサイトに出ている女の子はほんの一握りということだ。「徘徊」がきっかけで出会い、その後2年間も通い詰めた女の子もいたなぁ。
また、風俗には「客のキャンセル」や「コンパニオンの遅刻」がつきもの。ふらっと入った店で、超有名なAV女優の予約が空いていて、渡りに船とばかりに遊べてしまったこともあったなぁ。ああ、懐かしい。
このところ、吉原では(多分)K嬢オンリー!一穴主義の俺。しかし、たまにはこのおぞましき遊び方を・・・と思う今日この頃。
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