快楽亭日乗R　高校球児はDカップ☆

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高校球児はDカップ☆

夏頃から週刊ビックコミックスピリッツでスタートした「高校球児ザワさん」｡
野球そのものよりも野球マンガを愛する俺は当然読んでいるわけだが。

どこにでもいる、ごく普通の女子高生・都澤理紗。ショートカットの似合うボーイッシュな顔立ち。ちょい筋肉質だがおっぱい☆は大きめ。

しかし、彼女にはひとつだけ意外な一面があった。
私立日銭学院高校野球部ただ一人の女子部員（ジャーマネに非ず）！

女子野球選手を描いたマンガといえば「野球狂の詩・勇気篇」がすぐ思い浮かぶ。
男性しかプロ野球選手になれないという野球協約（当時）を突破し、女性であるが故に投げられるドリームボール（※）でプロ野球界の名立たる選手たちと対決した水原勇気！水島新司が最もノッていた頃の感動巨篇だ！

※ドリームボールはフォークの握りからアンダースローで投じられる。関節の柔らかい女性だからこそ投げられる球種という設定。野球理論やルールに長けた水島新司は「魔球」というものを使わない。

さて、「高校球児ザワさん」であるが。
野球理論もルールも熱血も、そして感動とも全く無縁。
女子高校部員・都澤理紗（愛称・ザワ）の日常を淡々と描いている。題材は「高校野球」であるが、今流行りの「スロー・マンガ」と言った方が分かりやすい。

まあ、でもね。
水原勇気の場合、ヘッドスライディングして胸を押さえるとか（「ああああ･･･胸は！胸は！」）、選手宿舎の大浴場に突然乱入してきた武藤（ドリームボールを発案したキャッチャー・♂）に対し、「キャ」っと言ってタオルで胸を隠したりとか、女性が野球をした場合のハプニングを描いているれど、やっぱり大上段というか、男目線なんだよな。

一方、ザワの方は水原勇気のような悲壮感はなく･･･
女の子なのに土方焼けしてたいへーん！とか、球場の女子トイレが物置代わりに使われていたりとか、練習後の着替えを忘れたのでノーパンで帰ろうとしたりとか、セーラー服の下にトックリ型のアンダーシャツを着て登校してきたりとか。

男子だらけの中に女子ひとりという状況を、当の本人が全然「たいへーん！」と思っていないところからくる笑いが描かれている。

とはいえ、ザワはけっこうカワイイ。
ショートカット、ボーイッシュ、そしてクールなキャラクター。
このカワイさは一体なんだろーなーと思っていたら、今週号で原田知世が引き合いに出されていた。

そうか！
「時をかける少女」の原田知世（と・も・よ・ちゅわーん！）的カワイさだったのかぁ！

しかも、野球をやってるからチョイ筋肉質で、おっぱい☆はDカップ。

うーん。
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