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Wine For Two : ふたりで酒を】の続き
昔々、江戸の男たちが吉原遊郭に向かう途中、必ず通ったのが日本堤。山谷から堀、吉原、三ノ輪まで八丁も続いた土手。俗に八丁堤とも言う。
JR上野駅で第一種接近遭遇を果たした竜巻野郎とウタマロ代表。しかし、吉原でのお遊び時刻までは2時間ある。まずは昼飯だなーと思っていたのだが、さてどうしたものか?「お任せしますよ」と代表。
上野から吉原へ行く方法はいくつかある。地下鉄なら日比谷線で三ノ輪。JRなら南千住か鶯谷あたりが最寄りか。あるいは、都営バスなら浅草○丁目(忘れた)で降りればすぐ吉原だ。
ちょっと考えて、タクシーで吉原へ向かうことにした。古来、吉原は粋な男の遊び場だ。そして、ウタマロ代表は今回が吉原初体験!チンタラ地下鉄やバスで乗り込むよりも、ここは粋にタクシーを使おうじゃないか。車に乗り込み、運転手に行き先を告げる「吉原まで!」
旧吉原交番があった辺りで下車。正にここは吉原の中心だ。狙ったわけではないのだが、時刻はちょうど12:30。遅番の女の子たちが出勤する時間だ。あちこちで小走りのソープ嬢の姿が!ウタマロ代表のログ【
二人で酒を ~ wine for two ~ 〔yoshiwara de lunch〕】によれば、彼は真摯に吉原の街並みを観察していたようだ。しかし、俺はと言えば案内をしながら、すれ違ったり、我々を追い抜いていく女の子のチェックに余念がなかった・・・粋じゃないねぇ。
とりあえず、自分が知っている範囲のことで解説をしながら吉原を一周。太陽通りでは、冷やかしやすい店に入り、女の子の写真を見せてもらったりした。代表は
「氏はまず街の雰囲気を僕に感じてもらおうとしたワケだが、これは全く持って正しい。」と、俺の案内を好意的に取っているが、とんでもない!俺は、代表が吉原にズブズブになるよう、面白そうなところの触りを案内していたのだ(笑) 犠牲者は多い方がいい・・・これは
にじはんという悪いおじちゃんから習った悪い遊びだ。
さて、20~30分程度で吉原散策を終えた我々は、見返り柳の前を通って日本堤へ。100年以上前から日本堤にある「伊勢屋」で江戸前天麩羅を食するためだ。が、しかし、日曜日の昼時とあって、店の前には長蛇の列。俺の表情が曇ったのを察知してか「竜巻さんは、ぜったい行列には並ばないタイプですよね」と代表。うーん、読まれてる。
他に候補は考えていなかった・・・さて、どうする?伊勢屋の隣は桜鍋の「中江」。ま、桜肉も土手名物だし、しかもこの店は何かのオフ会で来た記憶がある。わりとリーズナブルな値段で、鍋や馬刺が食べられたはずだ。よし、ここにしよう。
ところが・・・メニューを見ると、コースはすべて1万数千円のものばかりじゃないか!周りの席は人生最期の記念に「桜鍋」を食べにきた風の老人たちや、ちょっとワケアリかつ金はあるぜ風の男女ばかり。これは・・・場違い?
結局、コースではなく、桜肉やザクなどを単品で頼み、ビールを数本空けた。いやー、なんだかちょっと格好悪かったなー。
しかし、そんな思いとは裏腹に、我々のトークは盛り上がった。俺は場を選ばず猥談をする男だが、代表も同様のようで、多分、両隣の客はかなり不快だったはずだ(笑)
「何時頃お店に向かいますか?」と代表。
「そうだねー。2:30頃、ここを出れば余裕で間に合うよ」
「わかりました!それじゃーちょっとトイレに行って来ます!」
桜鍋も、馬刺も、そしてビールも既に空だった。ウタマロ代表が吉原の中心で射精する瞬間が刻一刻と近付いていた・・・
【
I Put Sperm On You : 吉原の魔法】へ続く
エローなふたりのエローな休日は始まったばかり!
次回、ウタマロ代表が「語らない」と表明したタブーが明らかに!
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