快楽亭日乗R

改めて言うほどのことではないが、インターネットの普及はコミュニケーションの形を大きく変えた。

10数年前、俺が吉原で遊び始めた頃、そこでの出来事を話せる友人は殆どいなかった。元々、大っぴらに話すようなことではないが、驚きや面白い体験があれば他人に話したくなるのは当たり前！しかし、世の中には「風俗」に嫌悪感を抱いている人もいるわけで、誰とでも話せるわけではない。

だから、インターネットを介して知り合った人たちと、初めて現世で会った時には驚いた。日常生活ではセーブしている話題を、こんなにも垂れ流しにしていいなんて！ああ、もう止まらない。テレビや雑誌のように、広告を流すための新しいメディアだと思っていたインターネットに、一般性を欠くマイノリティたちを集わせる機能があることを身を以て知った。

孤独な行為だと思っていた「吉原通い」の位置付けが、俺の中で変わっていった。気兼ねなく何でも話せる仲間を得たことで、俺はこんなエローなことを！こんなアホなことを！と話すために、吉原で遊ぶ頻度はどんどん高くなっていった。馬鹿だね。

さて、そんなFirst Impressionから早10年。ブログが流行りだしたことをきかっけに、インターネットを巡る環境も随分変わった。もっとも強く感じることは「敷居が低くなった」ということだろうか？芸能人やスポーツ選手などの著名人から、俺のような北関東在住のエローなおっさんまで、誰もが「ブログ」という自分のメディアを持てるようになった。

好きなAV女優や風俗嬢の日常を覗けるのはエキサイティングだ。そして、自分以上にディープでマニアックな人たちのログを読めるのはエクセレントだ。しかし、問題がひとつだけある。情報を発信する人が多過ぎるということだ。そして、その殆どが俺にとっては価値がない。

はっきり言うが、俺が「読みたい」と思うようなブログはあまりない。そして、こんなことを素面で書くのは恥ずかしいが、「快楽亭日乗」のいちばんの読者は俺である。俺にとってこんなに面白いブログは他にない！自分のために（月に1回は「おもしれーなー」と呟きながら読み返している）、今夜もキーボードを叩いていると言っても過言ではない。

そんな自分大好きナルシス全開な俺が、この1年「ちくしょー。おもしれーじゃねーか！」と叫びながら読み続けているブログがある。

【ウタマロ企画会議室】
【ウタマロ代表の勝手にコラム！】

甲斐国から妄想三昧なログを送り続ける好青年・ウタマロ代表。彼については【The man who is called Utamaro】でも取り上げているので参照あれ。あいだゆあへの純愛を、こんな形で笑いに昇華させる男がいるとは！驚きと嫉妬を同時に感じたが、フランクな彼は快楽亭にちょくちょく遊びに来るようになり、今やほとんどのログにコメントを付けてくれるメイン・コメンテーターとして、快楽亭にはなくてはならない存在となった。

正直、俺のログより代表のコメントの方が面白い時があるじゃん（笑）　まったく困ったもんだ。

そして、6月4日の日曜日、そのウタマロ代表とお会いした！

第一印象は･･･ま、爽やかな好青年！ということにしておきましょう。約束の時間を40分も遅れてきた俺を笑顔で迎えてくれたんだから、悪いことは書けんわな（笑）　しかも、幻の裏DVD「橘ますみの疑っても愛して！」＆甲府の美味しいラーメン、さらにＫ嬢へのお土産まで頂いて･･･いやー彼は近年稀にみる好青年ですよ！

ウタマロ代表との「正に男祭！」な１日については、なんだか盛り沢山なので、詳細は【ウタマロ企画会議室】の【二人で酒を ～ wine for two ～ 〔introduction〕】や【二人で酒を ～ wine for two ～ 〔yoshiwara de lunch〕】あたりをご覧あれ。

この日は昼間から二人でかなり酒を飲んだ。トップ写真の、「セクスィ」なイメージを意識しながらグラスを持つ男がウタマロ代表だ。しかし、ムッツリ★スケベで健康な男子2名がただ酒を飲むだけのはずがなく･･･

【A Walk In Yoshiwara : 吉原の中心でイキに遊びたいと小声で呟く】へ続く

いやー久々に馬鹿な休日を満喫した！
そんな竜巻野郎のために☆クリクリ夜露死苦！
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