快楽亭日乗R　恥ずかしい★ボイン：麻美ゆま「純情ハードコア」

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恥ずかしい★ボイン：麻美ゆま「純情ハードコア」

というわけで「快楽亭日乗」始まって以来二度目！レンタルAVのレビューだ（1回目は高井桃主演「高井桃」）。「AVはセルで充分！」日頃そう豪語していた俺が、TSUTAYAでレンタルしてまで観たかったAV女優･･･その名は麻美ゆま。

彼女はレンタル（ビデ倫）メーカー・アリスJAPANとセル（非ビデ倫）系メーカー・エスワンの2社から作品をリリース中の新人AV女優。セル・デビュー作「新人×ギリギリモザイク」（エスワン）については既にレビューしているので参照あれ。本作「純情ハードコア」は老舗メーカー・アリスJAPANからリリースされたレンタル・デビュー作だ。

ここでレンタル（ビデ倫）作品とセル（非ビデ倫）作品の違いを軽くおさらい。レンタル作品とはレンタルビデオ店で「レンタル」されることを前提に製作されたビデオ。一方、セル作品とはセルビデオ店で「購入」されることを前提に製作されたビデオ。両者の間でいちばん違う点は「レンタルビデオはビデ倫の審査を通さなければならない」ということだ。もうちょっと分かりやすく言うと、その裏側でいったい何が行われているのか？想像の余地がないほどデカいモザイクを入れられたAV。それがレンタル（ビデ倫）作品だった。

「だった」と過去形にしたのは、今年に入ってから（？）ビデ倫がモザイクの基準を変更したらしいのだ。セルビデオが「デジタルモザイク」だの「ギリギリモザイク」だのとモザイクの極限形を追求して売れているのに、相変わらずデカいままのモザイクでは話にならない！というレンタル・メーカーの要望だろうか？レンタルの大物AV女優たちが相次いでセルへ移ってきたり、レンタルと引けをとらないS級新人がセルでデビューしたりと、俺が「AVはセルで充分！」というまでもなく、レンタルAVは過去の遺物となりつつあるが･･･

さて、本作のメニューは以下のとおり。

①インタビュー～AV初セックス
「新人×ギリギリモザイク」同様、ゆまはひたすら明るい！最初のインタビューで「子供の頃になりたかったものは？」との質問に、「バナナになりたかった」と笑いながら答えるゆま。バナナになるっていったい･･･。
男優（エスワンやMOODYZの作品にも出てくる背面騎乗位が得意な男優。名前は知らん）が出てきてセックス。「恥ずかしい･･･」と言いながら、慣れた舌遣いで極上のフェラチオを見せる。この時のモザイクは･･･なんと、ひと昔前のセルビデオ並みの面積。モザイクのドット自体はもう少し細かいかも知れない。当然のように背面騎乗位で巨乳を揉まれながら、結合部を見せつけるセックス！うーん。やはりボインちゃんはエロいねぇ。胸に発射して終了。

②イメージ・カット
シャワー・ルームで、ガラスに胸を押し付けるショットが最高！中学生の頃なら、これだけで1年はご飯が食えました。

③3Pセックス
なんと男優はセルでお馴染みマッチョ・戸川と平本一穂（！）。加藤鷹同様、平本を見るのも久しぶりだなぁ。いい人キャラの青年も、やや皮膚が弛んですっかり中年になってるな。肌も白くて、日焼けマッチョなセルの男優たちを見慣れているとやや違和感が。
「新人×ギリギリモザイク」には無かった3Pセックス！Wフェラ、そしてバックで突かれながらペニスを咥えさせられる様はエロい！相次いで胸に発射して終了。
セルではセックス・シーンを比較的長く、あまり編集を入れずに見せることが多いが、さすがはレンタル、かなり合間をつまんで上手く編集している。しかし、セルを見慣れている人間からするとこれが少々物足りない。残念。

④イメージカット＆インタビュー
撮影中のオフ・ショットの上に、撮影後のインタビュー音声が重なる。
「AVに出演してみて、嫌なことはなかった？」
「嫌なことなんて、なーんにもなかったよ！」
「まだまだ先は長いけど、がんばって！」
「うん、まだまだ先は長いよね！」
「頑張り屋さんだな」
「うん、頑張るよ･･･頑張るよ（小声で）･･･」
と、なにやら意味深な（作られたっぽい）やりとりが。こういう「物語性」みたいなものを入れるのは、いかにも時代がかったレンタルの作り。

映像特典①未公開セックス（マルチ・アングル）
未公開とあるが、レンタルVHSには収録されていないということか？しかし、全部で3回あるセックス・シーンのうち、これがベスト！と言っていいだろう。VHSで借りた人、悔しがって下さい（笑）
部屋の隅に大きなモニタが置かれ、自らの恥ずかしい姿を見せられながらセックス。マルチ・アングルはメイン映像以外に、ゆまが見せられているモニタ映像をチョイスすることが出来る。自分がフェラをしたり、ペニスを挿入しているところを見せられる･･･というのは結構ベタだが、顔を赤めて恥ずかしがっているゆまはかなりエロい。さらに男優がかなり強引なタイプで、じっくりフェラチオさせたり、パイズリをさせたりと男本位のセックスを見せる。まさに姦られているという感じ。激しいピストンの果てに、胸に発射して終了。

映像特典は他にも･･･
②張り型をフェラ＆パイズリ
③オフ・ショット
④ヘア・ヌード
などが収録されている。

こうしてレビューしてみると、レンタルとセルの違いは「モザイク」だけではないことが良く分かる。インタビューで「演出」をしたり、セックス・シーンに「編集」を入れたり、ベタな仕掛けをしたり。正直、レンタルAVはあまり進化していないな、というのが正直な感想。昔ながらのこういうAVがいいんだという人もいるだろう。しかし、これが麻美ゆまの主演作じゃなかったらどうだったのかな？

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