「テツ」ではないが、列車に乗って旅をするのが好きだ。
列車名とか路線名には全然知らないけど、非日常臭ぷんぷんの長距離列車でまったりな旅は愉しいぞー。
つーかさ、時刻表を見ただけで車窓の情景が浮かぶって、どんだけエスパーなんだよ?
怖いわぁ。
ま、そんなマニアックな鉄道ファンでなくても愉しめるのが、モーニングで不定期掲載中の「カレチ」。
はるか昔、昭和の「国鉄」時代を舞台にした人情鉄道コミック。
毎回毎回泣かせてくれるぜぇ。
最近、年齢のせいか、この手のマンガには弱い。
劇中、たびたび食堂車や寝台車が登場する。
貧しかったが暖かった時代。兄妹が肩を寄せ合う寝台、ちょっとした贅沢の食堂車。
1990年代前半にサラリーマンとなった俺は、ギリギリ「東海道新幹線に食堂車が連結されていた時代」に間に合った。出張のたび、食堂車でビールを飲むのが愉しみだったなぁ。ハンバーグやビーフシチューも美味かった。
ま、食堂車がなくなった現在でも、自分の席で飲んでるけどね。
そーいや、10年前に最初の会社を辞めた時は、熊本(ブルーシャトー帰り)から京都までブルートレイン、京都から札幌まで「トワイライトエクスプレス」とか行き当たりばったりな旅行をしたなぁ。
費用も時間も飛行機の方が全然効率的なんだけど、金も時間もある失業者だったので、迷わず鉄道をチョイスした。
ああ。今や長距離列車の旅は贅沢なのだ。
鉄道以外の交通機関が普及し、鉄道自体の合理化も進み、食堂車や寝台車が利用される時代は終わった。
かつては普通にあったものが、今はもうない。豪華寝台列車に残るのみ。
ノスタルジーに浸るにはお金がかかる。
Duke Ellington - Take The "A" Train
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