快楽亭日乗R　Life Is A Dangerous Thing

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Life Is A Dangerous Thing

5月14日発売のモーニングから、福満しげゆきの「僕の小規模な生活」が連載を再開。
なんと！表紙＆カラー扉で大御所マンガ家最上級の扱い。さらに、「3rd シーズン」とか銘打っちゃって、めちゃめちゃオシャレなんすけどぉ！

駆け出しマンガ家の平凡な日常を淡々と描いただけの作品なのに、こんだけフィーチャーされちゃうとは。やっぱ時代は「こじんまり」なのかね？どーなの？？

さて、「僕の小規模な生活」と合わせて、なんと！福満しげゆきの未完の傑作「生活 a life」もWEB上で連載が再開された！

■福満しげゆき「生活」公式サイト

おおーーーっ！
無料で読ませてくれちゃうなんて、モーニングも太っ腹だなぁ。

この作品はアックスで連載されていたものを青林工藝社から第1巻のみ刊行。
連載中断後、うやむやになっていたものが、遂に日の目を見る！

「僕の小規模な生活」「うちの妻ってどうでしょう？」といったほのぼのエッセイマンガでブレイクした福満しげゆきであるが、本作は帯に書いてあるとおり、長編ストーリーマンガ！しかも、かなーりダーク！でも、小規模な舞台設定で、読後感がいや～な感じなのはエッセイマンガと一緒（笑）

日本のどこにでもある街で、いつか･･･
小説家を夢見ながら実際には何もしていないフリーターと、高校をドロップアウトした少年が偶然、出会う。無気力な二人は、一念発起してテレビで見た猥褻教師に天誅を加えることにする。教師を拉致し、ロープで縛り上げて橋から吊るす。しかし、二人が天誅を加えた相手は人違いで、実は数年前に連続通り魔殺人事件を起こした男だった･･･

これを契機に、新聞やテレビで見つけたターゲット（主に猥褻事件の犯人）に、次々と小規模な天誅を加えていく二人。しかし、二人の思惑をよそに、事態は大規模化していき･･･

未読の方は、青林工藝社版「生活第1巻」を読んでから、WEB連載版に進んだ方がいいーーーっね。多分。

さて。
週刊少年マガジンに掲載された「東村山あたりの夕日」を読んだ時にも思ったが、福満しげゆきの小規模でダークな持ち味は、フィクションの方がより滲み出ているような気がする。そもそも、あのエッセイマンガもかなーり脚色されてるんだろうなぁ。mixiの彼のページに写真が公開されていたが（なんと「妻」も！）、自画像よりもっと今風の青年だし。

それはともかく。
モーニングの編集部によれば、物語が完結後、アックス版と併せて「完全版」をリリースする予定があるという。すっかり大規模にブレイク中じゃねぇか！

ちなみに、漫画アクションで連載中の「うちの妻ってどうでしょう？」も第１話と最新作のみ、WEB上で無料閲覧できます。

■福満しげゆき「うちの妻ってどうでしょう？」公式サイト

以上、福満しげゆき小規模情報でした。