快楽亭日乗R　The Origin Of 香月 : 小山一品香･城東店

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The Origin Of 香月 : 小山一品香･城東店

天気がいい。ラーメン日和だ。
というわけで、栃木県は小山市にある一品香・城東店へラーメンと餃子を食べに行って来た。

何度か食べたことがあるのだが、快楽亭で紹介するのは初めて。

北関東ではすげー美味いラーメン＆餃子の店として有名。
俺がちょくちょく食べているハイパー美味いラーメン屋・香月のマスターもここで修業したらしい。香月の「香」の字はこの一品香からもらったんだろうな。

土曜の昼時とあってすごい混雑。
ま、ここは平日でも行列が出来ているけれど。

店内の待合席に座っていると、店員が注文を取りに来る。
とりあえずチャーシューメンと餃子をオーダー。

しばらくすると声がかかり、カウンター席へ。

まずは餃子。
いつも紹介している香月と同じく、とにかくデカい！

3個で315円。
5個で420円。
なので悩むところだが、5個を選択したら確実にラーメンは食べられない。ていうか即うんこ間違いなし。

皮のモチモチ＋カリカリな食感、餡にスパイスが入っている点も一緒。
但し、餡のジュシーさは香月の方が上かな。

醤油と胡麻油で作ったラー油につけて餃子を頬張っていると、チャーシューメンがやってきた。

ナイスタイミング！

醤油ダレ＋豚と鶏のあっさりしたスープ。
ほのかに漂う豚骨の香･･･懐かしい･･･

そういえば香月のスープも最初はこんな感じだったんだよなぁ。
それがいつのまにか豚の匂いがしなくなっちゃって。

麺は香月よりもさらに太めの手打ち。
スバリ肉！という感じのチャーシューはスパイスの香が強く、また、外側を炙ってある（スモーク？）。

香月のチャーシューと同じ感じだが、一品香の方がやや硬め。

メンマは手で裂いているようだが、味はごく普通。

うーむ。
こうして比較してみると、一品香は香月のルーツであることがよく分かる。

しかも。
香月は一品香のラーメン、餃子に改良を加え、さらに、今でも少しずつ変化させているようだ。

しかし、これだけは本家の方が上かな･･･

一品香のラー油。
胡麻油から作ったもので、香がスヴァらしい。

左：ラー油
右：ラー油を作る際にできた唐辛子の残り（ほとんど辛くない）
下：醤油にラー油と唐辛子の残りを入れたもの

これで食べる餃子は絶品！

そして･･･

香月でラーメンを食べる時、いつも途中からラー油を入れるけれど･･･
実はこれ、一品香の壁に、そういう食べ方をオススメする紙が貼ってあるんだよね。

※香月には何故か貼ってない。

これだけ美味くて、しかも腹一杯になって金千圓也。安い！

香月とは対照的に、創業以来、味を変えていないそうだが。
ずっとこのままでいて欲しいわね。