ただ「エロい身体の女」というだけだったら、僕らはこんなにも熱狂しなかったはずだ。
まり子という女とカンパニー松尾のセックスに刮目してしまうのは、そこに何やら秘密めいた物語性があるからに他ならない。
1作目「僕の彼女を紹介します」と2作目「僕の彼女を紹介します リゾート」で断片的にしか語られなかった2人の関係は、本作「まり子 ファイナル」でも全てが明らかにされるわけではない。
男には妻がおり、2人は「身体だけの関係」と割り切ってセックスをしているはずだった。
男が欲すれば、女は拒まない。
自らのペニスに正直に生きる男は、女に対して罪悪感を感じながらも、ずるずると関係を続けてしまう。ビデオの撮影はこれが最後だとしても、「身体だけの関係」はこの後もずっと続いていくはずだった。
ごくありふれたメロドラマのエッセンス。
だが、それが僕らの心に響くのは、女と男のやりとりが生々しく、まり子というビデオの中でしか観たことのない女が、とても愛おしく思えてしまうからだろうか?
もしかすると、これは完全に計算されたフィクション=演出なのかも知れない。だが、「真実の物語」である必要は全くなく、むしろ、ごくありふれた「物語性」だからこそ、僕らはセックスにまつわるあの感情のことを思い出さずにはいられない。
セックスというものはいつも、なにかしら哀しさを帯びている。
どんなに愛している女性とセックスをしても、男は精子を排出した後、一抹のほろ苦さを感じてしまうものだ。セックスは本来、子孫繁栄のための行為であるにも関わらず、その目的を封じ、女を自らの欲望の捌け口としてしまったことへの負い目だろうか?
ホテルの客室で、ウォータークローゼットで、温泉旅館で、そして、人気のない山奥で、男と女は欲望を満たすためのセックスを披露する。
このまま会い続けるのはいけない。
こんな関係を続けていいわけがない。
やがて訪れる別れを予感しながら、2人が見せるセックスは哀しい。
と同時に、とてつもなくエロい。
ラスト。
ハーレーに跨って東京に向かうカンパニー松尾。
こりゃー格好つけすぎだぜ。
だがしかし。
男はいつも、女の前では格好をつけなきゃいけないものなのだ。
■DMMもっこり横丁で楽しくお買い物♪まり子
「まり子 ファイナル」HMJM07/12/01 Release!(写真をクリックすると裏面が見られます)
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2006年末『僕の彼女を紹介します』で衝撃のエロボディB92G W64 H97とドエロなナマセックスを披露して皆さまに喜んで頂いたドスケベ素人まり子*Gカップ。2007年の最後を締めくくるべき最強のエロドキュメントで登場です。今まで語られなかったまり子の全貌とコレが最後となる肉厚なエロパフォーマンスをたっぷり堪能してください。もちろんまり子は全発ナマ姦×生姦です!歌舞伎町に行けない貴兄は「99bb.com」で歌舞伎町名物を! エローなお買い物はアジア最大のエローサイト「DMM」で!
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