鈴木清順監督の映画「ツィゴイネルワイゼン」で、藤田敏八と原田芳雄が真っ昼間から鰻を肴に冷酒を呑るシーンがあるのだが、これがとっても美味そうで美味そうで。
学生時代、二番館の暗がりでこの映画を観ながら、いつかこういう退廃的な様が似合う大人になりたいなぁと思ったものである。
今や、昼間から吉原でセックスと酒に興じているのだから、充分、野望は達成したことになる?
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原田芳雄 藤田敏八 大楠道代 大谷直子
「ツィゴイネルワイゼン」ジェネオン01/09/21 Release!
[DVDを購入する][単品レンタルする][月額レンタルする]狂気にとり憑かれた男女を、妖しく美しく幻想的に描く。鈴木清順監督が到達した独自の感性・美学を集約させた傑作。東京タワーの駐車場に建てられたドーム型移動映画館「シネマ・プラセット」で上映されたことでも話題を呼び、9万6千人という動員数を記録した。さて、土用丑の日。
たいへんベタで申し訳ないが、竜巻家の食卓には鰻の蒲焼きが鎮座している。
「ツィゴイネルワイゼン」ではないが、ここは冷酒でクイッ!といきたいところだが・・・今日現在、俺が最強だと思うマリアージュは「鰻に赤ワイン」である。
白身の魚と言えば白ワインというのが相場だが、まったり濃厚なタレに浸して焼き上げられた鰻の蒲焼きにマッチするのは、同じく濃厚な味わいの赤ワインである!と、俺は経験的に断言する。
カサーレ・ヴェッキオ
モンテプルチアーノ・ダブルッツオ
ファルネーゼ[2005](赤)
【格付】アブルッツォDOC
【産地】イタリア アブルッツォ州
【品種】モンテプルチアーノ・ダブルッツォ
【テイスト】フルボディ
そういえば先日、
ウタマロ代表にカサーレの2006年をプレゼントしたのだが、後日、自分でも呑んでみたところ甘みが強すぎて今ひとつであった(ごめんね代表!)。
というわけで今夜は、秘蔵しておいた2005年を冷蔵庫でちょっぴり冷やしてから頂いた。濃厚な味わい、適度な甘さと渋み、そして、冷やすことによってドライ感が際立ち・・・うーむ。鰻との相性は最高!
原田芳雄には程遠いが、藤田敏八ぐらいには追いついたかしらん?と、ひとり悦に入りながら、冷やしトマトに塩と黒胡椒とオリーブオイルとクリームチーズをかけたものと、セブンイレブンのコーンスティックも添えて。
いやー。
俺って「家呑み」の達人だよなぁ。
あるいは「ひとり上手」?
あまりの美味さにカサーレをひとりで2/3も空けてしまい、ベロベロになりながらネットサーフィンしてたら、もうひとり、鰻をネタにした「ひとり上手」を発見してしまった。
■麻生岬公式ブログ
【
土用の丑の日☆】(07/07/30)
さすが俺が愛したAV女優、マッド★アバウチュー!みさきんぐ!
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