風俗で遊ぶという行為は、博打的な要素が多い。
テレビ、雑誌、ウェブサイト・・・様々なメディアを通して「情報」が溢れ出ている21世紀初頭、つまり今日。グルメやファッション情報と同じように、我々が目にできる風俗情報は膨大だ。毎月発行される風俗誌や、毎日更新される風俗サイトには、次々と新人風俗嬢たちのスマイルが映し出される。
いやぁ。今日はどの子にペニスを舐めてもらおうか。悩むなぁ。
しかし、我々が得ることのできる風俗情報の多くは、売り手(店と媒体)によって恣意的に操作された情報・・・女の子の写真とプロフィールのみ。グルメやファッション情報のように、ユーザーの声を聞けるのは稀だ。
だから、雑誌に出ている通りのすげぇ美人が出てきても、「なんだかなぁ」と呟きながら店を後にすることが多々ある。容姿を知ることは出来ても、そのことが「満足できる遊び」を保証するわけではないのだ。
原口さんは言いました。
「心の入ってない女のプレイはよ、気が滅入るンだ。オナニーの方が100倍マシだ!」(「闇金ウシジマくん」より)
真鍋昌平
「闇金ウシジマくん」(4)小学館06/03/30 Release![詳細を見る]これは全くその通りだと思うが、風俗遊びの真実の半分だけを言い表しているにすぎない。
では、残り半分は・・・?
* * * * * * * *
サムライ・ブルーのユニフォームに身を包んだ日本代表が、国民の期待を一身に背負ってオーストラリア代表と戦ったあの日・・・俺は夕刻から地元デリヘルの女の子をホテルに呼んで遊んでいた。
今日は夕方で仕事がアップだったので、昼頃から携帯サイトで各店をチェックしまくり!その中で「これは☆」という子を呼んでみた。
俺の勘が外れてなければ、とってもいい子のはずだ。 【
ホテルの窓から…】より
地元デリヘルのサイトに掲出されている情報は、①目線を入れた顔のアップと全身の写真 ②年齢、スリーサイズ、一言コメントなどのかんたんなプロフィールのみ、という場合が多い。この限られた情報を、過去の経験と照らし合わせて、「こんな子のはずだ・・・いや、そうに違いない!」と、妄想を膨らませていくのだ。
因みに、今回遊んだSちゃんについて、俺は「20代前半の元OL。明るく快活だがセックスの時はエロー。美人でスリムボイン☆な女の子!」というふうに妄想していた。ま、自分の好みにムリヤリ重ね合わせているのかな・・・(笑)
さて、実際のSちゃんであるが、ルックスは妄想対比70%ぐらい。飛び抜けた美人!ではないが、きれいな顔立ちをしている。スタイルについては、写真の方が上手く撮れすぎている。全体的にスリムだが、おっぱいがかなり垂れ気味。あの写真はかなり寄せて上げたに違いない・・・
しかし、もっとも俺の妄想を覆したポイントは・・・「20代前半の元OL。」というところだ。彼女を一目見てすぐ分かった。正しくは「20代前半の元ヤンキー。」だ!ああ、まだまだ甘いね。俺の妄想力。
入店1週間目の新人!ということで予約が集中しているのか?部屋に入ってきたSちゃんは、かなり疲れているように見えた。ソファに座るなり、「ちょっと一服させてもらっていいですか?」と言いながらタバコに火を点ける・・・俺はまだ何も言ってないけど。
ああ、なんてこったい。今日は「オナニーの方が100倍マシ」な風俗遊びをしてしまうのだろうか・・・
【
風俗遊びのもう半分の真実(中)】に続く
ああ、気が付いたら「続きもの」ログが増えている・・・
「AV女優とセックス」とか「v.s.ウタマロ代表」シリーズはいつ完結するのか?
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