うーーーーん・・・
これは面白いわけ?
松本人志がメガフォンをとった「頭頭(とうず)」と「大日本人」は大好きなんだけど、これはなぁ・・・
松本人志の作品に共通しているのは強烈な「虚構性」。
妄想の産物を実在するものとして・・・その上ご丁寧にも、我々の生活に密着しているものとして設定し、そのバカバカしさを大真面目に描いているところが面白いんだよなー。
「大日本人」では前半にドキュメンタリー番組的要素を取り入れ、虚構性をより強調していた。
そして、「しんぼる」。
今回、松本人志が生み出した妄想の産物は、四方を白い壁で囲まれた部屋。
壁や床には天使たちが塗り込められていて、しんぼる=ペニスだけが露出している。
目が覚めると、理由が分からないままその部屋に閉じ込められていた男(松本人志)。天使のペニスをタッチすると、無秩序に食べ物、日常雑貨、壺などが出現する。それらを使って部屋からの脱出を試みるのだが・・・
今までの作品と明らかに違うのは、この妄想に全く毒がないということ。
「頭頭」や「大日本人」には臭いものにはフタをしろ!的な・・・触れるのは憚れるような差別的な雰囲気が漂っていた。
テレビでは放映できないような、子供には見せてはいけないような、危ない香。
実はそこが面白かったと思うんだけどなぁ。
しんぼる=ペニスを題材にするなら、松本人志流のセックスにまつわる危ない映画を観たかった。
みんなが観られるような映画は、誰も期待していないと思うのだが・・・
しんぼる - Trailer
■DMMもっこり横丁で楽しくお買い物♪「しんぼる」監督 松本人志
出演 松本人志
2009年日本映画 カラー 93分
[DVD][単品レンタル][月額レンタル]エローなお買い物はアジア最大のエローサイト「DMM」で!
- 関連記事
-
テーマ : おすすめアダルトDVD
ジャンル : アダルト