快楽亭日乗R　性液がめざすもの

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性液がめざすもの

村西とおるが発明した「顔射」。
本橋信宏の「AV時代　村西とおるとその時代」によれば、それは偶然の産物であった。

男優として駆り出されたスタッフがフェラチオの最中に誤爆。うっかりAV女優さんの口許に性液をかけてしまい、監督である村西とおるは苦笑いしていたらしい。ところが、そのシーンをそのまま使ったら意外な評判を呼び、以後、クリスタル映像では顔射が必勝のフィニッシュホールドとなった。

当時、クリスタル映像作品のパッケージ表4には「顔射保証マーク」が印刷されてたっけ。懐かしいなぁ。

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本橋信宏
「AV時代村西とおるとその時代」
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さて。
今やそんなマークがなくても、AVで顔射は当たり前の時代。
その量は年々エスカレートしていき、ついには何人もの男性が次々と顔射していく「ぶっかけ」なるジャンルまで誕生した。

ぶっかけ黎明期は、その異端なプレイ内容故か出演するAV女優さんのレベルは低かったが、今や売れっ子女優さんでも引退間際にチャレンジしちゃうぐらい市民権を得てきた。

数年前では考えられなかった。
キレイな女の子が得体の知れない汁男優の汚れた性液を何度も何度も顔で受けるんだよ！時にはお掃除フェラまでしちゃうんだよ！ひえーーーっ！ああ、いやらしぃ。タイピングしてるだけでペニスが硬くなってきましたYO！

そして、今や性液界では「一撃」がブーム。
ぶっかけのように複数の汁男優が何度も何度も顔射するのではなく、ひとりの男優がこってり濃厚な性液を大量にかける。エスワンの「ものすごい顔射」シリーズなんかがそうだ。

もはやぶっかけはマンネリ。そして、さすがにＳ級女優さんに大勢の素人男優を絡ませるわけにはいかない。そうした事情から生まれた新しい性液ジャンル。

初めは一撃よりもぶっかけやろ！と思っていたが、これはこれでなかなかいいね。多分、ぶっかけものには出演しないであろうＳ級女優さんも、一撃なら軽く出演しちゃってる。Rioの「ものすごい顔射」なんて国宝物だよ！

顔射→ぶっかけ→一撃と進化してきた性液。
やつが目指してきたのは、美しい女性の顔。

Benny Goodman - Oh, Lady Be Good

■今回のお写真は新名しおりさんの「顔射バズーカ！！」からお借りしました。この子、めちゃめちゃ美しいですね。そして、おっぱい☆もなかなかのものです。ホント、スヴァラしい時代になりました。

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