快楽亭日乗R　スケバン刑事コードネーム=麻宮サキ

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スケバン刑事コードネーム=麻宮サキ

じ・ぶ・ん・か～てな～女の子ですかぁ～

てめぇら許せでー！
2年B組麻宮サキ！またの名をスケバ～ン刑事☆シャキーン！

ああ、わが青春の斉藤由貴。
先日、「笑っていいとも」に出演していた彼女はすっかりお母さんであった。
しかも子だくさん。いいセックスライフを送ってるみたいですね。よかったよかった。

さて。
スケバンといえば長いスカートが定番なのに、軽く膝上20cmオーバーのミニスカ！四代目スケバン刑事・あやや。いあぁ。全編パンチラいいね。包皮とスカートは短いに越したことはない。グー

なぜ、高校生が非合法な特命刑事として潜入捜査をするのか？
なぜ、「麻宮サキ」という名前は襲名されるのか？
なぜ、スケバン刑事の武器はヨーヨーなのか？
なぜ、スケバン刑事の制服はセーラー服なのか（ブレザーの高校に潜入するのに）？
なぜ、バトルスーツの襟にスカーフが巻かれるのか（それって･･･セーラー服？）？

スケバン刑事の設定だけで謎だらけだが、ストーリーが進んでいくにつれ、突っ込みどころがどんどんスパークしていく！ていうか、これ、確信犯的にやってるよな。「石川梨華の指は千切れないのかよ！」とか「なんでサキの頭を撃たねーんだよ！」と声を出して突っ込んでしまった（笑）

人は映画に説明を求める。
スクリーン（あるいはモニター）上の奇想天外な事象には、必ず納得できる解説がなされると期待している。

例えば、巨大な亀（生物）が火を吐いたり空を飛ぶオリジナルの「ガメラ」は子供映画で片付けられるが、有史以前の超古代文明が作り出したロボット？的なことを暗示された「平成ガメラ」は、大人の鑑賞に耐えうる佳作と言われている。

だから、新しい「スケバン刑事」にも、そういう説明があると思い込んでいたのだが、実際に観ると合理的な説明は一切排除。スケバン刑事はあくまでスケバン刑事なのだ。

ある意味、ものすごく潔い映画。

あややは啖呵もバッチリすっかりスケバン刑事。太腿のヨーヨー・ホルダーはナイス

石川梨華は性格の悪さを炸裂させて好演。
長門裕之（暗闇司令）健在。
竹内力が「ミナミの帝王」とは真逆の枯れた中年刑事。
そして、斉藤由貴もオールド・ファンには嬉しい形で登場。

明らかに、あの頃の東映ドラマが大好きだった人に向けて作られた。
そんな映画。