快楽亭日乗R　ノースキンだが中出しはNGな女の子

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ノースキンだが中出しはNGな女の子

ソープランドで働く女の子の中には、NSで接客している子たちがいる。
また、完全NS店（在籍嬢全員がNSで接客）なんてのもある。

NSとはノースキンのこと。
つまり、コンドームを着用しないということ。

男からすれば、たとえ極薄とはいえゴムで遮られるよりも、粘膜と粘膜が直接ぐちゃぐちゃべっちょりとなった方が気持ちいい。

様々なリスクはあるものの、指名をとって稼ぎたい･･･粘膜が弱いのでゴムずれしてしまう･･･などなどの理由で、ノースキンの女の子たちが存在する。

当然、風俗遊びでリスクは負いたくないという客もいるから、逆に完全衛生器具着用店（在籍嬢全員がコンドーム着用で接客）なんてのもある。

要するに、客は快楽をとるか、リスクを避けるかを選択して遊ぶことができるというわけだ。
同じように、女の子もどういう条件で働くかを選択することができる。

さて。
カワイイ女の子にノースキンな大金時殿を挿入したら･･･
ふつうはそのまま射精

するよね？
AV男優ではあるまいし、逝く寸前に膣内から取り出して、お腹とかおっぱい☆にかけちゃう客はそうそういまい。

生で挿れたらそのまま中出し。
それがNSソープ。

かつて、吉原の街を徘徊しまくっていた時のこと。
二十代の終わり頃、ネットや雑誌で見た女の子を電話で指名するという遊び方に飽きていた俺は、アポも取らずに店に入り、接客可能な女の子の写真を見せてもらい、気に入った子がいれば入るという遊び方をしていた。

この徘徊の面白いところは、ネットや雑誌に出てこない女の子に会えるということ。そういう中に、実はすげぇ「玉」がいたるするんだよね。そして、ふだんは予約でいっぱいの超人気嬢もキャンセルが出ることがあるので、タイミングよく入れてしまったことも！

サプライズ☆

平日、あるいは給料日前の日曜日。
16:00から18:00あたりが狙い目だった。
つまり吉原村が空いていて、いちばん女の子が出ている時！

ある秋の夕方、とある店に入り、待合室で写真を見せてもらった。
ざっと見た感じ、今日のこの店はハズレだ･･･ひとり気になる子がいるけど･･･他の店にいけばもっといい写真が出そうだ･･･

「お客様、如何でしょうか？」とボーイ。

徘徊の醍醐味はボーイとの攻防。
気に入った子がいれば即入ってしまえばいいのだが、そうでない時は･･･
だいたい吉原という街は、一部の店、女の子を除いて慢性的に暇であり、ふつうの店は一度入店した徘徊客をなんとしてでも風呂に放り込もうとするのだ。
時には上手く理由をつけて、遊ばずに店を出る。

「うーん。あまり好みの女の子がいないね」
「そうですか･･･」
「申し訳ないけど今日は･･･」
「あの、お客様はどういった子がタイプですか？」
「おっぱい☆が大きい子！」
「スキン、ノースキンは？」
「ノースキンがいいね」
「それでしたら･･･こちらのＸなんか如何でしょう？おっぱい大きいですよぉ」
「いやぁ･･･もうちょっと身長が高ければ･･･」
「身長が高くてスタイルがいい子なら、このＹです」
「でも･･･おっぱい☆小さいよね」
「はぁ･･･ふたりとも仕事はバッチリ、ノースキンでご案内できるんですが･･･」
「うーん･･･」

帰らせてもらうためにはもうひと押しだな。
ここでもう一度写真を眺める。
ちょっと気になったＺちゃん。写真にシールが付いてないから、多分スキン着用だ（吉原では、ノースキンで接客する女の子の写真には、赤やゴールドの丸いシールが貼ってある場合が多い）。

「このＺちゃんはすごいタイプなんですけど（実はちょっと気になっただけ）」
「はぁ･･･でもＺはスキンなんですよね･･･」
「そうですか。残念だな（目論見どおり☆）」
「あの･･･お客様･･･ちょっとお時間頂けますか？」
「はい？」

ボーイがそそくさと待合室を出ていく。
しばらくすると、にっこり笑って戻ってくる。

「お客様！実はですね、Ｚがノースキンで接客オーケーになりまして！」
「はぁ（おっと･･･そうきたか･･･）」
「先ほどまではスキンだったんですが、今からノースキンになりまして。お客様！これはチャンスですよ！」
「はぁ･･･（ヤヴェーな）」
「ただですね、ひとつお願いがありまして」
「はい」
「そのぉ･･･逝かれる時は･･･外で出して欲しいとのことなんですが」
「えー！？」
「誠に申し訳ないんですが･･･」
「中じゃなくて、どこで出すの？」
「そのぉ･･･お腹とかじゃないですかねぇ･･･」

一瞬面白いかなぁと思ったが、なんだか面倒臭そうなので･･･

「早漏なんで、外に出す前に漏れちゃうかも知れないけど、それでもいい？」
「はぁ･･･あのぉ･･･少しお待ち下さいね･･･」

再び待合室を出ていくボーイ。
やがて、悲しそうな顔で帰ってくる。

「やはり、外で出して頂けないと困るとのことです」
「そうですか。じゃあ無理ですね」

こうして俺は解放された。
ボーイさん、Ｚちゃん、ごめんなさい。