かつて、誰もが一度は読んだ
星新一。
筒井康隆、小松左京、平井和正、眉村卓、半村良・・・もちろん、他のSF作家たちも人気はあったけれど、星新一は別格。
1エピソードあたり数ページという短さと、奇想天外なエンディング。
ショートショートはとっつきやすいし、ハマりやすい。
学校の図書館では、いつも貸出中だった。
けれど。
筒井康隆の「七瀬三部作」は今でも鮮明に記憶に残っているけれど、星新一の「ボッコちゃん」ってどんな話だっけ?ていうか、星新一の作品で筋立てを覚えているものって・・・ないな。
筒井康隆の「腹立半分日記」で出てくる星新一は、ふだんはジェントルマンなのに、ここぞという時にんでもなくブラックな発言をしれっとする。そして、驚く周囲の反応をニヤニヤと観察する。そういう印象であった。
冷静な表情のままホットな発言。
正にエンターティナーそのものであり、自らを律することができる人。
ただ、枝葉を削ぎ落とした彼の作品は、良く言えば究極の職人技。悪くいえば・・・物足りない。
読者に熱狂的に支持されたり、日本の文壇で評価されるには、もしかすると「情」のようなものが足りなかったのかも知れない。
作品としての完成度よりも、その中で描かれる人々の情念を評価するでしょ、我々は。
さて。
最相葉月による評伝
「星新一 一〇〇一話をつくった人」を読んだ。
買ったのは昨年だが、ずっと埃を被っていた。600ページもある本なので、失業でもしてないととても読む気にはなれなかった(笑)
星製薬、そして星薬科大学の創始者、星一という巨人を父に持つ星新一。
前半は幼少時代、そして戦後、父の後を継ぎ、挫折していく様子が綴られていく。
しかし。
ここでの屈辱的な体験が、後に小説家として大成するバネとなった!というふうには読めなかった。
人付き合いが上手くない。そして、会社の経営には興味がないし自信もない。
父親が存命の頃からそれを匂わす節があり、むしろ、会社の一切から手を引くことを望んでいたのではないだろうか。なんてことを書くと怒られそうだが。
それよりも興味深かったのは、筒井康隆への強烈な嫉妬を表すエピソード。
自分が日本SF界の第一人者であり、筒井の先を行っているという自負があったからこそ、先述の「腹立半分日記」やエッセイで取り上げられてもひょうひょうとしていたが、筒井が文壇で名声を得るに至り、筒井の祝賀パーティーで星新一の感情は爆発する!
どんなにクールな人でも、どんなにひょうひょうとした人でも、自らをコントロールするということは、なんと苦しいことであろうか。
嫌なことは嫌。
気持ちいいこと大好き。
欲望のままに、自らを律しない僕でも、ちょっとそう思いました。
■DMMもっこり横丁で楽しくお買い物♪最相葉月
「星新一
一〇〇一話をつくった人」新潮社07/03/30 Release!
[詳細を見る]
サザンオールスターズ - 愛と欲望の日々
■XVN.jpで楽しくお買い物♪X-1 小澤マリア
逆アロマエステ体験本気モードになったマリアちゃん、積極的なフェラからパイズリまで見せてくれます。騎乗位でチンコを飲み込み、自ら腰を振る...
■XVN.jpで楽しくお買い物♪X-1 小澤マリア
ジーザス・マリア・クライスト顔も身体も超ゴージャスな小澤マリアちゃん。海外の奔放な血が半分は流れているようで、両足全開で濃厚なオナニーを見せてく...エローなお買い物はアジア最大のエローサイト「DMM」で!
- 関連記事
-
テーマ : 日記
ジャンル : アダルト