おはようございます。
今シーズンの連ドラについて。
「電車男」も「ドラゴン桜」も第1回目の放送は見逃してしまったけれど、何故か初回から見ている
「スローダンス」 。
大学の映画学科を卒業し、映画監督を目指しているけれど、今は自動車教習所の教官をしている理一(妻夫木聡)。
仕事を取るのか?それとも結婚をしていわゆる「女としての幸せ」を取るのか?ターニングポイントに立たされている衣咲(深津絵里)。
ふたりを軸に、登場人物たちの不器用な恋愛模様が描かれている・・・。
どうってことない。
いつもの「月9」ドラマだ。
しかし、映画監督を目指していた(る?)理一の姿に、シンパシーを感じている「元映画少年」も少なからずいるはずだ。
理一は自分が監督した自主映画のヒロイン・歩美(小林麻央)と微妙な距離にある。
かつてふたりは付き合っていた。
しかし、理一には兄(藤木直人)がいて、彼の周りにいた女の子はみんな兄を好きになってしまう。
歩美に対しても、その思いは拭い去れず、結局ふたりは別れることになる。
兄に対するコンプレックス故、すべてが上手くいかない理一を応援してくれるのが衣咲。
しかし、彼女は彼女で、30歳を超えた女性ならではの悩みをたくさん抱えている。
ふとしたきっかけで再会する理一と歩美。
果たしてふたりの行く末は・・・。
理一が卒業制作で作った映画のことが話題になる。
上映時間の半分以上がエンド・クレジットだったよなぁと同級生が笑う。
そのエンド・クレジットには、ずっと歩美の姿が映し出されている。
ああ、分かる、分かるぞ!
たとえ99人に否決されても、たった1人のために作るのが俺たちの映画だ!
そして、仕事を選んだために恋人から別れを告げられた衣咲。
それでも、今の仕事を「誇りを持って続けたい」と言う。
かつて映画少年だった、今は30代のオヤジたちにヒットする設定はそうそうあるまい。
あまりにベタだが、俺は最後まで見続ける。
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