結局、吉原方面へ戻るような形になるが、テクテク歩いて日本堤の
「伊勢屋」へ。
なんとこの店、創業明治23年!
外観はほとんど重要文化財!
吉原土手にあったことから「土手の伊勢屋」として親しまれてきた江戸前天麩羅屋。
店の前を通ると、胡麻油の香ばしい匂いが食欲をそそる。
夜の開店時刻17:00少し前に着いたのだが、既に行列が出来ている。
一瞬、並ぶのを止めようかとも思ったが、がまんがまん。
美味いもののためだ。
結局、中に通されたのは40分後。
暖簾をくぐり店の中に入ると、そこは昔ながらの「土間」。
いやー2年ぶりに来たが、相変わらずタイムスリップしたかのような錯覚を味わせてくれる店だ。
4人掛けのテーブルが3つと、座敷に2人用の卓が3つ。
どの席も相席で客がぎっしり。
さて、今日はここの「かきあげ丼」が食べたかったのだが・・・
既に売り切れ!!
めげずに冷酒、おしんこ、天丼の「い」(「い」「ろ」「は」3つのグレードがある)、そして、なめこ汁をオーダー。
おしんこをつまみに冷酒をチビチビ。
ちょうどいい感じになってきたところで、天丼となめこ汁がやってくる。
海老の天麩羅を箸でつまみ、口へ運ぶ。
さくっ!という音とともに海老と胡麻油の風味が口の中に・・・。
やっぱり美味い!
チンコも胃袋もホクホクで家路に着いた。
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