祇園からバスに揺られて東山七条。今回の「へうげもの紀行」クライマックスはここ智積院。
狩野派全盛の当時、利休に見出だされて頭角を顕していった絵師・長谷川等伯。「へうげもの」の中では、水玉模様の襖絵を描いて織部を激怒させるアヴァンギャルドぶりを発揮していたが…
智積院の宝物殿には、彼とその息子、そして弟子たちによる「楓図」や「松に秋草図」が展示されている。かなり大胆で躍動感溢れる構図にびっくり!こいつは当時も今も新しい!
写真撮影不可だったので、ここでは紹介できないのが残念。興味を持たれた方はぜひ智積院へ。
そして、ここでのもうひとつのお目当ては庭園。
「利休好み」に造られた安土桃山風の名庭園…らしいのだが、俺にはそのよしあしは今ひとつ分からなかった。しかし、畳に寝転がって庭を眺めていると…和むなぁ。
1時間ぐらいいたんだけど、俺以外にやってきたのは二人連れのギャルのみ(写真)。彼女たちも30分ぐらい縁側でまったりしていた。いいよねぇ。
ああ。
時間があればここでひねもすのたりのたりしたいところであった。
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